N-BOXに続いてN-ONEも・・・大丈夫かホンダその2

N-BOXに続いてN-ONEも・・・大丈夫かホンダその2

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一時期、軽自動車がほとんど売れないという地獄を経験したことのあるホンダが起死回生を狙って作ったのがNシリーズ、現在ではN-BOXシリーズやN-ONE、N-WGNなどたくさんのモデルを発売するようになりましたが、さすがにホンダが社運をかけて作った軽自動車だけあって、スズキやダイハツの軽自動車と肩をならべるほどの大ヒットモデルとなりました。

軽自動車といえば、昔は完全な生活用の車であったり、低所得者用の車として見られることもありましたが、現在はファーストカーとしても堂々と乗れるぐらい、質の高いモデルが多くなり、このNシリーズにおいてもこれだけで十分満足することができるような車となっています。

この中でも一番需要が高いのがスズキのスペーシアやダイハツのタントをライバルとするスーパーハイトワゴン、いわゆる子育て中のお母さん用の車であるN-BOXです。

軽自動車のボディ枠の中で唯一有効活用されていなかった全高を高くしたことによって、視覚的な広さや子供であれば立ったまま、大人でも少しかがめば、車内を歩いて移動することができるということでかなりの大ヒットモデルとなりました。

しかし困ったことに全高が高すぎるため、タワー式やパレット式のパーキングに入れることができず、買い物などの行っても車を駐車するところに困ってしまうということが頻発してしまったのです。

地方や地方都市などであれば、平場のコインパーキングがたくさんあるので、そういったことで困ることはないでしょう、しかし、都心部では地価が高いために広い土地を駐車場として確保することが難しく、特に駅前などではタワー式やパレット式などのパーキングしか作れないということが多々あるので、これには困りました。

そこでホンダはこの声にこたえます。
N-BOXのピラーをすっぱり切り取り、全高の低いN-BOXを作ったのです。

それがN-BOXスラッシュです。
これでスーパーハイトワゴンとは言えなくなりましたが、全長も全幅も一切変わっていないのでスペース的にはN-BOXと同じですし、積載能力も全く変わりません。

それにタワーパーキングもどんどん使うことができるので 意外にも売れているようなのです。
これに手ごたえを感じたホンダはN-BOXと同じくもうちょっと低ければタワーパーキングに入れることができるN-ONEを同じように全高が低いモデルに仕立てました。
N-ONEはミラやアルトのようなベーシックモデル兼走りの軽自動車的に作られているものなのですが、ミラやアルトのように全高が低くなく、ジャンル的にトールワゴンとなり、タワーパーキングを利用できる車ではなかったのです。
ただこちらの場合は、ピラーをスパッと・・・というわけにはいかず、ルーフの形状の変更とサスペンションの有効長を短くするシャコタンにしたことによって全高を1610㎜から1545㎜というタワーパーキングギリギリの高さまで低くしました。

それとN-BOXスラッシュのように派生モデルとするのではなく、N-ONEの中の「LOWDOWN」モデルいう一つのモデルという形で存在させています。
N-BOXスラッシュもこのN-ONE LOWDOWNも考え方はいたって単純、全高が高すぎるから低くしただけ・・・、ただこれだけなのですがこれによって車の使い勝手が良くなり、使用頻度も増えることになります。
自動車において「改良」とか「進化」というのはこういったことでいいのではないでしょうか。

新しい低燃費装備を付けたり、効果も定かではない見た目だけのエアロパーツを付けて価格が上がってしまうより、必要に駆られて改良されるということの方が本当の改良であり進化であるような気がします。

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