新型シビックタイプRもコストダウン・・・大丈夫かホンダ!?

新型シビックタイプRもコストダウン・・・大丈夫かホンダ!?

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2015年の秋、とうとうホンダから新しいスポーツモデルが発売されました。

それがシビックタイプR、このモデルは1995年に発売された6代目シビック、EK型の時代から作られていたもので、周りの車がFRや4WD、そしてエンジンはターボエンジンという形で発売していた中、FFレイアウトで高性能DOHCエンジンだけで対抗していたスポーツモデルです。

若年層から大人気のモデルで、いわゆる誰もがかえるスポーツモデルという形をとっていました。

しかし、低燃費の傾向が強まり人気となる自動車も1300cc以下の小さな車ばかりである意味中途半端な1600ccや1800ccクラスの車の需要は低迷し、それによってシビック自体が日本での販売中止となってしまったことからこのシビックタイプRも作られなくなってしまったのです。

ただ、完全のこのモデルが無くなってしまったということではなく、日本のコンパクトスポーツの需要が高いヨーロッパではずっと作り続けられてきました。
当時も常にシビック自体やその派生モデルであるシビックタイプRの再販が望まれていたのですが、弱腰のホンダはそういったことを一切せずにひたすらエコカーやハイブリッドモデルにばかり気を取られていたのです。

それが2015年にやっとかないました。

ただこれはシビックの復活ということではなく、ヨーロッパ仕様のシビックタイプRを日本に持ち込み、それに日本向けのモディファイを加えた形として発売されるもので、特別な形で売られることになります。
しかし、今まで日本市場にスポーツモデルを頑なに拒んできたホンダがこういった特別な形でもスポーツモデルの販売をするということだけでも大歓迎です。

さて、車の方がですがベースはヨーロッパで発売されているヨーロッパ向けのシビックがベースとなります。
ボディ形状は5ドアハッチバックのみで、外観は特別なエクステリアパーツが付けられているので非常に戦闘的なイメージを持つもとなっています。

エンジンは標準モデルに用意されているものとは違い、新開発の2リッターDOHCターボエンジンを搭載するようです。

それまでホンダはスポーツモデルにおいてもターボエンジンの投入を見送ってきたのですが、ダウンサイジングターボエンジンの普及に触発されたのかここにきてターボエンジンを採用することにしたようです。

このエンジンはVTECという可変バルブタイミング・バルブリフトシステムを搭載しているのですが、ここで間違っていけないのが国産モデルなどのエンジンに搭載されているi-VTECではないということです。
VTECというのは、低回転型のカムプロフィールと高回転型のカムプロフィールを切り替えることによって、低回転域でも高回転域でも最適な燃焼効率とし、確実なパワーを稼ぐものです。

しかし一方、i-VTECはあくまでも燃費の向上のために付けられるものであって、パワーを上げるものではなく構造も若干違います。

同じ「VTEC」という言葉がついていても全く別物と考える必要があるでしょう。
このVTECというのは一昔前の時代ではターボチャージャーに匹敵するパワーアップが期待できるといわれていた時代があり、実際にはそこまでのパワーアップには至りませんでしたが、それに近いパワーアップを行うことができていました。
それが今回、ターボチャージャーと組み合わせられるのですから、非力な訳がありません。

公表されているスペックを見ても310ps、40.8kgf・mとかなりのもの、このパワーで幅広ではありますがコンパクトカークラスのボディを引っ張るからには相当優れた走行性能を持つことになるでしょう。
ただちょっと残念なのがサスペンション構造、ホンダの車といえばダブルウィッシュボーンというのが定番なのですが、このモデルにはフロントはストラット、リアは何とトーションビームという軽自動車と全く同じ構造をとっているのです。

これが大衆車としてのシビックであれば十分かもしれませんが、スポーツモデルであるシビックタイプRにもこのような構造を持たせるというのはやはりここ最近のホンダらしいコストダウンがそうさせているのでしょう。

「スポーツモデルといってもFFだから」とか「ホンダには長年培ってきたトーションビームに対する技術がある」といっても結局は独立懸架にはかなわないわけですからここだけは何とかしてもらいたい部分だと思います。
あとは完璧なホンダのスポーツモデル、これは日本で発売されて日本の自動車メーカーがどういった動きを見せるかが楽しみです。”

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